
4月22日は地球の日:Earth Day(アースデイ)。私たちが住むこの「地球」のことを改めて考え行動する日として提唱された記念日です。現代社会の発展や便利さと引き換えに、自然環境は壊され続けています。このアースデイをきっかけに、美しい地球を守るために私たち一人ひとりができることをまとめてみました。
50周年を迎えた、Earth Dayとは

アースデイの起源はアメリカ。1970年4月22日、アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員が環境問題についての討論集会を開催したことがきっかけです。それ以来、環境保護をテーマにした集会やイベントが、毎年4月22日に世界各地で開かれるようになりました。
4月22日が地球の日:アースデイということで、4月は地球月間:Earth Month、4月22日の前後の1週間は地球週間:Earth Day Week といった形で様々な取り組みが行われています。日本でも1990年に第1回目のアースデイが行われ、今年で30周年を迎えます。
Earth Dayイベントに参加してみよう
記念すべき50回目のアースデイのテーマは「気候変動」。節目を迎えた今年は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で各地のイベントは中止になってしまいました。それでも各団体がオンラインで、Live配信や講演ビデオ公開など様々な取り組みを行っています。
- Earth Day Live (4/22)
- Digital Earth Day Event Finder
- Earth Day at Home with NASA (4/22)
- We Don’t Have Time: Climate Conference (4/20-25)
- Fashion Revolution Week (4/20-26)
全て英語でのイベントなので少しハードルは高いかもしれませんが、上記は私が今週参加しているイベントです。アメリカ環境保護庁・長官を務め現在はAppleの環境担当VPのリサ・ジャクソンやその後任のジーナ・マッカーシーをはじめ、環境保護に関する様々な分野の専門家がこのアースデイのイベントに参加しています。
まずは今どんなことが世界中で話題になっているか、それに対する国・企業・社会の取り組みはどんな風に行われているかといった動向を知ってみましょう。
いま自分にできることはなにか考え、行動に移してみよう

- 節電を心がけ、キャンドルナイトをする
- 週に1度は動物性食品を排除した菜食を取り入れる
- 生ゴミを自宅でコンポストする
- 生活からゴミを減らす努力をする
- 自分の消費行動を見つめ直す
- 自宅のキッチンやベランダで野菜を育てる
- エコフットプリントを意識する
- SNSで自分の取り組みをシェアする
こんな感じに、いま自分でできそうなことを書き出してみましょう。全部完璧にそして一気にしようとしなくて良いのです。まずはストレスなく始められそうなことから優先的にやってみて、できたら次に挑戦しよう!といった感じ。
環境のために何かしたい…そう思って行動している自分に拍手を送ろう!
このようなアクションを続けていくうちに、地球に優しい習慣が自然と身についていくと良いですね。私もできることから少しずつ、努力しています。
Netflixで見られる、環境問題をテーマにしたドキュメンタリー5選
- A Plastic Ocean <予告動画→★>
- Chasing Coral <予告動画→★>
- Cowspiracy <予告動画→★>
- How To Change The World <予告動画→★>
- Our Planet <予告動画→★>
環境保護のために何かしたいけど、何から始めたら良いのか分からない!
そんな人はまず、映画やドキュメンタリーを見てみてはいかがでしょうか?環境問題と一言にいっても、大気汚染・ゴミ問題・地球温暖化・気候変動・農業産業汚染・森林伐採・エネルギー問題など分野は多岐にわたります。自分にとって身近な問題や真剣に取り組みたいと思うトピックを扱ったドキュメンタリーを映像で見ることで、何をすれば良いかがより具体化されると思っています。
Disney+を購読されている方はBefore the flood(地球が壊れる前に)という、レオナルド・ディカプリオが制作に携わっているドキュメンタリー、Amazon Primeを購読されている方はChasing Ice、Waste Land、Merchants of Doubtといったドキュメンタリーもオススメです。
毎日がアースデイ!自然環境に配慮した行動を続けよう

新型コロナウイルスによって、全世界で感染防止のための外出制限や生産活動の停止が行われています。私の住むロサンゼルスは車社会ですが、交通量が圧倒的に減ったことで大気質が改善されたことが話題になりました。自宅待機令が出されてたった1ヶ月でこの変化…もし社会全体が真剣に環境問題に取り組めば結果は出る!と希望が持てるニュースでした。
だからこそ、アースデイだからこれをやってみた!といった一過性のもので終わって欲しくないと感じています。このアースデイをきっかけに私たちにできることを考えてみることは素晴らしいけれど、大切なのは毎日がアースデイと気付くこと。日々の生活の中で、自分ができることをコツコツと行動に移して続けてみましょう。環境問題と向き合い、私たちの地球を未来の子供たちの世代に引き継いでいくために… 皆さんは今日から新しく何をスタートしますか?
Thank you for reading!